天正17年5月14日 伊達政宗書状
両筋に従い到来について御音信、田(田村)境中調議必定これあるべく候と存じ候条、田(田村)へ及ばれ早打ち然るべく候。諷々際限無く候。なお郡山よりも此方へ到来候き。義重(佐竹)打ち出られるの由候。今朝須賀川より商人下向候。かの人は年々米沢へ参り候者にて候。その雑談には、義重打ち出られるべしの事、毛頭これなく候よし、物語り候。あわせて油断無く候。さてまた片平へ調義のよし申し候や。まずもって明日は田(田村)へしかるべく存じ候。恐々謹言。追て、猪苗(猪苗代)の事、又句も切れず候や。心もとなく存じ候。
(天正17年)5月14日戌刻 政宗(花押)
五郎殿
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